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東京大学 レアアース泥開発推進コンソーシアム 第2年度活動報告会

レアアースは最先端のハイテク製品や低環境負荷技術に必須の元素群であり,その安定的な確保は日本にとって極めて重要な課題です。日本の排他的経済水域である南鳥島周辺海域にレアアースを高濃度で含むレアアース泥が分布することが確認され,その開発に向けて期待が高まっています。東京大学では,産学官のメンバーが連携してレアアース泥の開発技術を確立することで,レアアースの安定供給に貢献するとともに,レアアースの新たな需要開拓を通じて日本の産業を活性化することを目指します。この目的のため,2014年11月に「レアアース泥開発推進コンソーシアム」を設立しました。
本コンソーシアムでは,資源量探査や環境モニタリング,深海からの採泥および揚泥,選鉱・製錬,残泥処理などに係る技術を各部会において検討するとともに,それらの成果を踏まえたレアアース泥開発システムの全体最適解を検討しています。
今回の活動報告会では1年間の活動を報告するとともに日本発のレアアース泥開発の将来について説明いたします。
※2016年4月に有人潜水調査船「しんかい6500」を用いて南鳥島沖で行われた深海底調査の様子なども紹介予定です。また,次世代固体燃料電池等へのレアアース泥の活用の可能性についても触れる予定です。

主 催

東京大学 大学院工学系研究科,東京大学 産学協創推進本部

開催日

2016年10月28日(金)13:30~17:30

会 場

東京大学 情報学環・福武ホール 福武ラーニングシアター(地下2階)

定 員

180名

参加費

無料

詳細情報,参加申込は下記のWebサイトをご参照ください。
http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/jp/research/rare-conso/20161028_houkokukai.html

問合せ先

東京大学産学協創推進本部
E-mail:rey-mud-jimu@ducr.u-tokyo.ac.jp
URL:http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/jp/research/rare-conso/20161028_houkokukai.html
福武ラーニングシアター:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_14_03_j.html