MENU

第11回状態図・熱力学セミナー

20世紀型大量消費・使い捨て文明から,低エネルギー消費・資源循環型文明への転換を余儀なくされている現代において,資源循環,新エネルギー創出,低エネルギー消費,低環境負荷等の課題は工学を担う我々に託された解決すべき問題です。このような観点から,第1回~第4回のセミナーでは,様々な材料を見直すために必要な材料学の基礎である状態図について解説し,産業界への応用例を紹介しました。また,第5回セミナーでは,熱力学や統計力学と状態図の関係を詳細に説明しました。一方,第6回と第9回のセミナーでは熱力学と状態図の関係に注目し,第7回~第8回セミナーでは統計力学と状態図の関係を中心としてセミナーを開催しました。第10回ではより実践的な内容を目指してCALPHAD法の詳細とソフトウェアを用いた状態図計算の実習を取り入れ,2日間にわたり解説しました。前回の開催は関東地区でしたが,第11回は,関西地区に場所を移し,第10回のセミナーと同内容を開催,CALPHAD法について2日間にわたりじっくりと解説します。

主 催

日本学術振興会 産学協力研究委員会 合金状態図第172委員会

協 賛

資源・素材学会ほか

開催日

2017年11月27日~11月28日

会 場

名古屋大学 野依記念学術交流館1階(名古屋大学 東山キャンパス)

定員

40名

プログラム

■11月27日
1。「相平衡熱力学の基礎」
東京工業大学 梶原正憲
2。「Calphad法による状態図計算の基礎」
物質・材料研究機構 阿部太一

■11月28日
1。「実験による状態図決定法」
物質・材料研究機構 大沼郁雄
2。「Calphad法による状態図計算の実践」
物質・材料研究機構 阿部太一

申込方法

下記ウェブサイトよりご確認ください。
http://www.nims.go.jp/CSMD/members/Seminar/11thPDSeminar.htm

問合せ先

物質・材料研究機構構造材料研究拠点計算構造材料設計グループ
阿部太一
TEL 029-859-2628  E-mail abe.taichi@nims.go.jp