「地球温暖化と世界のCCSの現況及び苫小牧におけるCCS実証試験について」
日本CCS調査株式会社 常務取締役 プラント本部長 澤田 嘉弘 氏
CCS(Carbon dioxide Capture and Storage 二酸化炭素の回収、貯留)は、工場や発電所などで発生する二酸化炭素を大気に放散せずに回収し、地中貯留に適した地層に圧入して、長期間にわたり安定的に貯留する技術です。国際エネルギー機関(IEA)による、2100年における世界平均気温の上昇を産業革命より2℃未満とするシナリオでは、2050年に二酸化炭素排出量を現在より半減する必要があり、CCSにより減少量の14%にあたる約55億トンの削減が期待されています。
2016年12月13日(火)16:30-18:00
北海道大学工学部A棟A101 会議室
北海道大学 大学院工学研究院 環境循環システム部門
資源・素材学会北海道支部
北海道大学 大学院工学研究院 環境循環システム部門(足立)