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【報告】第19回「資源・素材・環境」技術と研究の交流会(オンライン開催)

第19回「資源・素材・環境」技術と研究の交流会(オンライン開催) 報告

資源・素材学会関東支部では、資源・素材・環境分野の明日を担う学生・若手の技術者・研究者が自由に議論し、互いに好奇心と知識をふくらませ、実りある意見交換を行える機会を提供することを目的として、下記の通り『第19回「資源・素材・環境」技術と研究の交流会』を開催した。

日時: 2022年8月1日(月)10:00~18:00

企業説明会は8月2日~8月12日の開催

場所: 資源素材学会関東支部HP上のオンライン開催

対象者: 学生および若手研究者

交流会は学生の研究紹介を目的としたポスター発表と、各企業からの企業紹介で構成され、前半のポスターセッションでは56件の発表がオンライン上の3か所の会場で行われた。ポスター発表は、発表3分、質疑応答2分と短い時間であったが、短い時間に研究内容をまとめた発表となり密度の濃い発表と質疑応答が取り交わされた。ポスターセッションの参加にあたっては、公式な学会のポスターセッションとは違い現在進行形の研究でも発表できるため、学生にとっては今後の学会発表に向けて良い経験であった。

ポスターセッションでは,大学・研究機関ならびに企業等からの参加者による投票に基づいて,4件の優秀ポスター賞を選出した。

後半の企業説明会では、JX金属(株)、住友金属鉱山(株)、(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構、東邦亜鉛(株)、DOWAホールディングス(株)、日鉄鉱業(株)、古河機械金属(株)、三井金属鉱業(株)、三菱マテリアル(株)、住友大阪セメント(株)、太平洋セメント(株)の合計11社が参加いただいた。各企業からは12分間各社それぞれ特徴を丁寧に説明頂き、その情報をもとに学生が個別に企業説明会へ参加した。

交流会は、昨年に続きコロナ禍の状況も考慮してオンラインでの開催となったが、交流会では関東支部のみならず全国からの資源・素材学会に関連する学生からの参加もあり、学生92名、大学の教員、研究機関、企業から17名の合計109名からの参加申し込みがあった。

オンラインでの交流会開催においては、改善すべき点もあったものの、無事交流会を終えることができた。

今後のコロナ感染症の状況はいまだ予断を許さないものの、来年の第20回交流会では対面で開催され、さらに活発な活動になることを期待しております。

最後に、ご参加・ご協力いただいた出展企業、参加者、発表者、本交流会の準備等にご協力頂いたスタッフ各位に心より感謝申し上げます。