MENU

「2021 (令和3) 年度 資源・素材学会 東北支部 春季大会」の報告

「2021(令和3)年度 資源・素材学会 東北支部 春季大会」

実行委員 飯塚  淳(東北大学 多元物質科学研究所)
実行委員 大塚  誠(東北大学 多元物質科学研究所)
実行委員 横山  俊(東北大学 大学院環境科学研究科)

概要

【日時】令和3年6月9日(水)
【会場】Microsoft Teamsを使用したオンライン開催
【参加者数】61名 (大学教員: 24名、企業:1名、学生:36名)

実施内容

特別講演
 東北大学 大学院環境科学研究科で最近教授に昇進されました岡本敦先生と上高原理暢先生をお招きし、それぞれ「岩石-流体反応が駆動する地圏環境とその有効利用」、「水溶液プロセスを利用したリン酸カルシウム人工骨の作製」というタイトルで、先生方のご研究内容の詳細についてご講演をいただきました。

ショートプレゼンテーション
 合計32名の学生から発表の申し込みがあり、2会場に別れてショートプレゼンテーションをして頂きました。また、大学教員で構成された審査委員によって評価を行い、下記5名が非常に優秀であったことから 優秀賞 を授与いたしました。

久世 萌日さん(東北大・院・環境)
「回帰木モデルを用いた繊維質固化処理土の最適配合条件推定に関する一考察」
東北大・院・環境 久世萌日,里見知昭,高橋 弘

優秀賞に選出していただき誠にありがとうございます。このような機会に恵まれたのも、先生方のご指導と研究室の皆さん、学会の皆様のおかげです。今後も、この経験を糧に研究に邁進していきたいと思います。

石田 真英さん(東北大・院・環境)
「UAVを用いたスクリュー式土砂サンプリング機構の掘削性能評価」
東北大・院・環境 石田真英,里見知昭,高橋 弘

優秀賞をいただけたことは非常に光栄であり、感激しております。自然災害の猛威はとどまるところを知らず、より安全かつ効率的な復旧方法の確立は急務となっています。成果が国土強靭化の一役を担うことができるように、より一層研究に励みたいと思います。

千葉 拓永さん(岩手大・院・工)
「現地モニタリングによるMFS画像解析を用いた砕石飛散粉じん濃度推定法の実用性に関する検討」
岩手大・院・工 千葉拓永,齊藤 貢

この度は名誉ある賞をいただき大変光栄に思います。日頃からご指導いただきました齊藤先生をはじめ多くの方々に感謝申し上げます。これからも飛散粉じん問題の解決のためにより一層精進してまいります。

東北大学 佐藤 就太さん(東北大・院・環境)
「独立成分分析を用いた津波堆積物の化学的特徴の抽出」
東北大・院・環境 佐藤就太,中村謙吾,渡邉則昭,駒井 武

優秀賞を頂き、誠にありがとうございます。津波堆積物という古いアナログなものと新しいデジタルな技術の組み合わせによって新事実を解明できることにワクワクしながら研究しておりました。この受賞を機に更に精進します。

東北大学 仲鉢 優臣さん(東北大・院・工)
「Mg廃棄物由来の副生Mg(OH)2による気相中H2S除去」
東北大・院・工 仲鉢優臣,平木岳人, 三木貴博, 長坂徹也

この度は優秀賞という大変光栄な賞を頂きとても嬉しく思います。今回の受賞を励みに今後も精進していきたいと思います。また日頃からご指導頂いている先生方、研究室の皆様にお礼申し上げます。