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第3回 若手の会

「第3回 資源・素材学会東北支部若手の会」
資源・素材学会東北支部若手の会 会長 篠田 弘造

資源・素材学会東北支部に所属する若手一般会員および学生間における,所属や研究分野を超えた交流促進を目的とし,平成20年 7月に発足した資源・素材学会東北支部若手の会は,資源・素材学会東北支部のご支援のもと,平成21年1月12~13日に仙台市秋保温 泉において開催された第1回,平成21年11月15~16日に秋田県南秋田郡大潟村において開催された第2回と続いてきました.今回は, 前回に引き続き資源・素材学会東北支部秋季大会の開催に合わせて,平成22年11月14~15日の2日間,仙台市太白区の茂庭荘において 開催しました.参加者数は45名でした.高橋弘支部長をはじめ,秋田大学,岩手大学,東北大学の教員および大学院生と学部生,そ して八戸製錬から若手企業研究者の方もご参加いただきました.プログラムは以下の通りです.

11 月14日(日)
13:30-13:35  開会挨拶 資源・素材学会東北支部長 高橋 弘
13:35-13:40  若手の会 会長挨拶 篠田 弘造
13:40-15:00  支部春季大会ポスター賞受賞者講演(1)4名
15:00-15:30  集合写真撮影,休憩
15:30-16:50  支部春季大会ポスター賞受賞者講演(2)4名
18:00-19:00  夕食
19:20-21:00  ポスターセッション

11月15日(月)
10:00-10:30  キーノート講演「低温液化燃料の岩盤内貯蔵を目指して」
            岩手大学工学部社会環境工学科 鴨志田 直人
10:30-11:00  フリーディスカッション
11:00-11:05  閉会挨拶 篠田弘造
12:20頃    片平キャンパスへ移動

今回は第3回ということもあり,大学教員はもちろんのこと,学生参加者にも2回目,3回目の参加となる方々が何人かいて,この 第3回若手の会を楽しみにしていた方も多かったようです.今回も前回同様,1日目には支部春季大会でポスター賞を受賞した学生8名 による受賞発表内容紹介講演,夕食後のポスターセッションが行われ,2日目の午前中には岩手大学教員によるキーノート講演があり ました.


学部学生の大部分にとっては,このポスターセッションが自分の研究内容を大勢の人の前で紹介する初めての機会なのでしょうが,堂 々と発表し,大学院生とも熱心に議論していました.前回のアンケート結果で「すべてのポスターを訪ねる時間がなく残念だった」と いう意見が多く,熱心に自分の研究を紹介すればするほど,他の参加者の話を聞く時間がとれない様子を見ていましたので,今回は発表 者をグループ分けし,なるべく多くのポスターで話ができるように配慮しました.また,右図に示すような投票用紙を配布して,少し詳 しく細目ごとに投票してもらうような試みを行いました.概ね好評でしたが,やはりセッションそのものの時間が少々足りないようでし た(会場となる会議室の使用時間の都合上,時間の延長はできなかったこともあった).投票結果はその場で集計して得点に換算し,上 位3名を表彰しました。集計結果は,2日目のフリーディスカッションの時間にまとめて紹介しました.
企業からの参加者増強,会の中の各イベント内容の充実や新たな企画など,これからも資源・素材学会東北支部の若手育成や相互交流に 貢献する,よりよい会へと発展させていけるよう,努力して参りたいと存じます.今後とも皆様のご支援,ご協力をよろしくお願いいた します.