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「第16回資源・素材学会 東北支部 若手の会」の報告

「第16回 資源・素材学会 東北支部若手の会」

会長   安達 正芳(東北大学 多元物質科学研究所)
実行委員 大塚  誠(東北大学 多元物質科学研究所)

  1. 概要

【日時】2023年11月19日(日) ~ 11月20日(月)

【会場】鳴子温泉郷中山平温泉 仙庄館(〒989-6832 宮城県大崎市鳴子温泉字星沼28-2)

【参加者数】41名(大学教員:14名、大学院生:17名、学部生:10名)

  1. 実施内容 

    1) 若手研究者招待講演
    テーマを「計算・シミュレーションのアプローチからの資源素材・材料研究」と設定し、この分野で活躍されている下記の若手研究者3名にご講演いただきました。

    「資源開発における粉体シミュレーションの活用」
    東北大学 未来科学技術共同センター 石原真吾
    「Simulation on the effect of chute sizes and rotation rates on burden distribution by DEM」
    東北大学 未来科学技術共同センター Andrey Stephan Siahaan先生
    「計算科学を用いた準安定化合物の生成過程の考察」
    島根大学 材料エネルギー学部 榎木勝徳

    2) ポスターセッション(発表件数:19件)
     ポスターセッションでは、発表学生を2つのグループに分け、各グループがそれぞれのコアタイムで発表する形式で行われました。19件のポスター全てにおいて制限時間ぎりぎりまで活発な議論が展開され、大盛況のポスターセッションとなりました。また、夕食を挟んで開催された総合討論会においても、ポスターセッションの内容を元に熱い議論が繰り広げられました。多種多様な研究テーマに関するポスター発表の中から、参加した教員で厳正に審査し、下記の6名がポスター賞を受賞しました。
    「最適バンドギャップを持つスズ系擬2次元ハライドペロブスカイトの水中合成」
    東北大学 Kwon Sunghyun
    「チオエーテル抽出剤のPd抽出特性の評価と抽出メカニズムの解明」
    秋田大学 小野寺和輝
    「銅結晶の異方成長制御によるナノワイヤとナノプレートの選択合成」
    東北大学 浅見椋斗
    「再生可能キレート剤を用いた100 ℃以下における温度スイング式CO2鉱物化プロセス」
    東北大学 前田裕介
    「抗菌金属を固溶させたα型リン酸三カルシウムの作製」
    東北大学 樋山颯
    「水ガラスを用いたオキソン法による有機汚染物質の分解」
    岩手大学 向島樺音

会の様子はこちらからご覧ください。