MENU

九州支部長あいさつ ~資源と素材を繋ぐテクノロジーの創造を発信~

 

九州支部長 中島 邦彦(九州大学 教授)

九州支部は、北海道支部と並んで、本学会のなかでもとくに100年以上の長い歴史を重ね、資源と素材の間にあるあらゆるテクノロジーの開発研究と教育に携わってきました。諸先輩から引き継いだ鉱山工学は、総合工学の一分野として、地球資源システム工学となり現在に至っています。

九州はアジアに向けた日本の玄関として、多くの留学生を受け入れ、資源・素材分野での教育を通して、アジア諸国に向けて人材を輩出してきました。この10年だけをみても九州支部の研究アクティビティはアジアの経済成長に大きく影響を受けて様変わりしていったことがわかります。年々優秀な留学生が増え、日本人学生にも刺激を与え、国際化を大きく押し進めていきました。このような成果もまた諸先輩が長年をかけて築いたアジア諸国との信頼関係の上にあるものにほかなりません。

そのほか、九州地区の関連大学(九州大学、熊本大学、長崎大学、宮崎大学、九州工業大学、北九州市立大学、九州産業大学、福岡工業大学)の学生が一堂に会しての「若手研究者および技術者の研究発表会」、会員の親睦会をかねた離島などへの「現地見学会」を毎年行い、若手の育成のためにこれらをより一層魅力的なものに工夫していこうとしています。

資源・素材学会は、季刊誌の発刊、ホームページの刷新など、新たな一歩に向けての転換期にあります。わたしたちは、九州からアジアひいては世界に向けて、資源と素材を繋ぐテクノロジーの創造を発信する存在でありつづけたいと願っています。