これからの我が国の成長を目指して,優れた人材の継続的養成は重要な課題とされております。特に発展を支えるエンジニアを育成する工学系教育の大切さは,グローバル化が進展した社会においてさらに高まってきています。この中で,工学の幅広い分野とそれを実践で活かせる能力を養成するための優れた教育に対する期待はますます高くなってきています。この状況において,様々な手法や観点により優れた工学教育を推進・実践している個人・団体に工学教育賞を授与して,これらを顕彰します。加えて,工学教育へ関わる多くの方々の意識・意欲の向上も目指しています。※第17回(2012年度)から日本工学教育協会賞を統合いたしました。
工学教育賞規程ならびに下記の事項に基づき,所定の書式に必要事項を記入し工学教育賞選考委員長に提出してください。
記入内容
標題は,できるだけわかり易く,かつ内容を具体的に示す標題にしてください。
分類は,「業績の分類キーワード例」を参考に「分野」,「対象者」,「対象領域」ごとに一つずつ記入してください。前述の3つの分類に当てはまらない特徴があれば「その他」に記入してください。
候補者の種別は,個人,連名,団体のいずれかを選んでください。
連名の場合は,候補者の情報は全ての方について記入してください。団体の場合は,団体名に加え,代表者1名の情報を記入してください。
推薦理由の内容は,あくまで,工学・技術者教育等の発展に多大の影響と貢献を与えたことに限ります。なお,学協会の部門長,例えば出版部門長も推薦者の資格を有します。
業績の内容については,教育の内容,期間,対象,評価・効果や普及の状況について,具体的に記してください。なお,論文・論説部門の場合は記述する必要はありません。
応募業績に関係が深い内容で他団体からの受賞がある場合は,その関連性を記載してください。
注意いただきたい事項
一定の実績を積み検証され,継続に向け改善の方向などが見えていること。
その年に応募する必然性を明確に記述・記載すること。
各部門の趣旨に合った応募部門を選択すること。
他の同類の教育事例に比べて,優れている点,秀でている点を明確に記述・記載する
こと。
規定されたフォーマットや,ページ制限など遵守すること。
応募書類は推敲して誤記のないこと。
「推薦の理由」の記述については,重要な評価項目であり,推薦者が本人であるような記述は絶対に避けること。また,推薦者と被推薦者が同じ人物になることは絶対に避けること。
参考資料
論文・論説部門,著作部門は,対象となるものを添付してください。原則として資料は返却しません。それ以外の部門については,業績内容説明に参考資料のリスト表記にとどめ,資料本体は送付しないでください。
公表
日工教ホームページならびに『工学教育』誌に公表し,あわせて一般新聞等へ通知します。
業績の分類キーワード例
分野:工学教育,基礎教育,化学工学教育,機械工学教育,材料工学教育,地球・資源工学教育,情報処理工学教育,電気・電子・情報通信工学教育,土木工学教育,農業工学教育,森林工学教育,物理・応用物理工学教育,建築学教育,経営工学教育,融合複合・新領域教育
対象者:学生,生徒,児童,大学院生,技術者,研究者,技能者,経営管理者,社会人,教員,教員組織,企業教育担当者
対象領域:基礎科目の講義・演習,専門科目の講義・演習,実験・実技,工学教育の個性化・活性化,教材の開発,高大院連携,リメディアル教育(補習教育)・導入教育,ものつくり教育,e-ラーニング,教育ソフトウェア,コミュニケーションスキル教育,技術者倫理教育,エンジニアリング・デザイン,体系的教育課程の構成,教育評価・自己点検・評価システム,ファカルティ・ディベロップメント,工学教育システムの個性化・活性化,国際化時代における工学教育,産学連携教育,MOT 教育,インターンシップ,地域貢献,地場産業との連携,高度専門技術者教育,社会人のための大学院工学教育,生涯学習支援,新入社員導入教育,企業における技術者教育
詳細
詳細につきましては下記URLより募集案内および応募書式を入手し,提出ください。
URL https://www.jsee.or.jp/award/
書類提出先
書類は下記に送付されるか,ご持参ください。
〒108-0014 東京都港区芝 5-26-20 建築会館 4階
公益社団法人日本工学教育協会 工学教育賞選考委員長 宛
TEL 03-5442-1021
URL https://www.jsee.or.jp/award/