技術士制度は、「科学技術に関する技術的専門知識と高等の専門的応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため、高い技術者倫理を備えた、優れた技術者の育成」を図るための国による資格認定制度(技術士法に基づく制度)です。
科学技術に関する高度な知識と応用能力及び技術者倫理を備えている有能な技術者に技術士の資格を与え、有資格者のみに技術士の名称の使用を認めることにより、技術士に対する社会の認識と関心を高め、科学技術の発展を図ることとしています。
鉱業は広範な知識と総合的なスキルを必要とする産業あり、全ての技術士部門が関係しますが、特に資源業界に直接関係するのは資源工学部門です。資源工学部門は、社会に必要な資源の供給に関する技術を担っており、鉱物資源の開発・生産やリサイクルに係る技術は資源工学部門に含まれます。資源工学部門の第二次試験では選択科目として「資源の開発及び生産」または「資源循環及び環境浄化」のどちらかを選択して受験します。
なお、技術士制度や技術士資格を取得する事のメリット,技術士試験の勉強方法等など、より詳しい詳細は公益社団法人 日本技術士会 資源工学部会長による「国家資格「資源工学部門 技術士」のご案内」にて閲覧可能ですので、ご興味のある方はご高覧ください。
技術士補となる資格を有し、次のいずれかに該当する者
(1) 技術士補として技術士を補助したことがある者で、その補助した期間が通算して次に定める期間((2)の期間を算入することができる。)を超える者。
(2) 科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)又はこれらに関する指導の業務を行う者(注1)の監督(注2)の下に当該業務に従事した者で、その従事した期間が技術士補となる資格を有した後、通算して次に定める期間((1)の期間を算入することができる。)を超える者。
(注1)7年を超える業務経験を有し、かつ受験者を適切に監督することができる職務上の地位にある者。
(注2)受験者が技術士となるのに必要な技能を修習することができるよう、指導、助言その他適切な手段により行われるもの。
(3) 科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)又はこれらに関する指導の業務に従事した期間が通算して次に定める期間を超える者。
なお、(1)~(3)のいずれにおいても学校教育法による大学院修士課程(理科系統のものに限る。)若しくは専門職学位課程(理科系統のものに限る。)を修了し、又は博士課程(理科系統のものに限る。)に在学し、若しくは在学していた者にあっては、2年を限度として、当該期間からその在学した期間を減じた期間とする。
技術士第二次試験は、筆記試験及び口頭試験により行い、口頭試験は、筆記試験に合格した者について行う。
(1) 試験は、21の技術部門について行う。
(2) 試験科目は、必須科目及び選択科目により行う。
(3) 既に総合技術監理部門を除くいずれかの技術部門の第二次試験に合格している者が、総合技術監理部門を既に合格している技術部門に対応する選択科目で受験する場合は、試験科目のうち選択科目を免除する。
期日
総合技術監理部門の必須科目
総合技術監理部門を除く技術部門及び総合技術監理部門の選択科目
時間 試験時間は、受験者に別途通知する。
試験地及び試験会場
次の都道府県において行い、試験会場は、6月中旬頃の官報に公告する。
北海道、宮城県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県。
なお、試験会場については、受験者があらかじめ選択する試験地における会場を本人宛てに別途通知する。
期日 令和7年12月から令和8年1月までの間で、受験者に別途通知する日
時間 試験時間については、受験者に別途通知する。
試験地及び試験会場
東京都 試験会場は、受験者に別途通知する。
2025年3月24日(月)~4月16日(水)
(1) 郵送受付 令和7年4月1日(火)から4月16日(水)まで。
受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、書留郵便(4月16日(水)までの消印は有効。)で提出すること。
(2)WEB受付 令和7年4月1日(火)9:00から4月15日(火)17:00まで。
受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会ホームページの技術士試験・登録WEB申請窓口により提出すること。
指定試験機関 公益社団法人日本技術士会
〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5番8号 機械振興会館4階
電話番号 03-6432-4585
https://www.engineer.or.jp/