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第69回技術セミナー「水素社会に向けた水素自動車,水素燃料電池,水素ステーションの現状」

主催

腐食防食学会

協賛

資源・素材学会ほか

石炭,石油のような化石燃料に代わる次世代のクリーンなエネルギーとして「水素」が挙げられ,水素社会の実現に向けて,産業界では「水素燃料電池」や「水素自動車」,「水素ステーション」など「水素」に関する重要なプロジェクトが数多く行われています。この水素社会の実現にむけて,腐食防食に関する材料選択が一つのキーワードとなります。例えば,水素は,腐食環境下や溶接時に材料に侵入し,材料を破壊させてしまう脆化現象を起こします。さらに,自動車や構造物などの材料の軽量化に伴い,高強度化をしていくと,水素の割れ感受性は高くなります。従って,水素脆化が生じない材料選定を行うことが重要となります。そこで,「水素自動車,水素燃料電池,水素ステーション」の実現にむけた最新の研究ならびに今後のプロジェクト動向などについて,大学の先生および企業の有識者から,説明いただく技術セミナーを企画しました。「鉄鋼材料」,「ステンレス鋼」,「チタン」に関する水素脆化をはじめ,「水素自動車,水素燃料電池,水素ステーション」の実現に向けた取り組みや,その現状について話題提供いただき,わかりやすく解説していただくことを予定しております。技術者,研究者および学生の皆様の多数のご参加をお待ちいたしております。

開催日

2016年5月12日(木)9:20~16:55

会場

中央大学駿河台記念館6階 670号室(〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3丁目11-5)

プログラム

9:20~10:35 1.水素に関する基調講演
上智大学 高井健一
10:45~12:00 2.材料評価研究・試験の世界動向「金属材料の高圧水素ガス環境中における評価研究試験」
元産業技術総合研究所 横川清志
12:40~13:40 3.水素用材料
新日鐵住金株式会社 大村朋彦
13:40~14:40 4.水素ステーションの動向
JX日鉱日石エネルギー株式会社 福永明彦
14:50~15:50 5.水素燃料電池
同志社大学 稲葉 稔
15:50~16:50 6.水素自動車「燃料電池自動車の圧縮水素容器基準の国際調和活動について」
日産自動車株式会社 榊田明宏
16:50~16:55 7.総合質問
参加費(消費税込み)
正会員,特別会員(協賛学会会員):16,200円,学生会員:無料(資料は有料),会員外:27,000円

定員

70名

参加申込・問合せ先

(公社)腐食防食学会
〒113-0033 文京区本郷2-13-10
TEL 03-3815-1161 FAX 03-3815-1291 E-mail ysm.hng-113-0033@jcorr.or.j
申込み方法の詳細は,腐食防食学会ホームページよりご覧ください。
URL http://www.jcorr.or.jp/sonota/69gijutsu.html