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平成29年度 産総研エネルギー・環境シンポジウムシリーズ 近未来の資源循環社会の展望 ~2030年の戦略的都市鉱山構築に向けて~

直近の社会情勢に鑑みれば,数年前の金属価格急騰は去りましたが,欧州におけるRE,CE政策や,資源国における資源ナショナリズムの台頭など,世界では中・長期の戦略的活動が益々本格化しようとしています。海外の天然金属資源に強く依存する我が国では,今後も,輸出制限,優良鉱山の減少,紛争鉱物の指定など,戦略的な金属の供給不安を抱えている点に変わりなく,世界に先駆けて,独自の資源循環・都市鉱山開発ビジョンを構築することが急務となっております。
こうした中,産業技術総合研究所では,2013年の戦略的都市鉱山研究拠点(SURE)立ち上げを皮切りに,SUREコンソーシアムの運営など,次世代の資源循環に資する技術開発を官民連携で推進して参りました。本講演会では特別講師として,資源循環社会構築に向けた有識者の方々にご講演いただき,その成果や展望をご紹介いただきます。また,産業技術総合研究所を中心に実施して参りましたNEDOエネルギー・環境新技術先導プログラム「動静脈産業連携による循環制御型資源再生技術」(2015度~2016年度)の研究成果について発表いたします。

主 催

産業技術総合研究所

後 援

資源・素材学会ほか

開催日

2017年9月8日(金)13:00-17:25(受付12:30~)

会 場

機械振興会館ホール 地下2階(東京都港区芝公園3-5-8)

プログラム

13:00~13:05 開会の辞
理事/エネルギー・環境領域 領域長 小林哲彦

13:05~13:40 特別講演「NEDO TSCにおけるメタルリサイクル技術戦略(仮)」
新エネルギー・産業技術総合開発機構 フェロー 指宿堯嗣

13:40~14:00 研究発表1「SUREコンソーシアムと都市鉱山プロジェクトの展開」
環境管理研究部門 総括研究主幹 大木達也

14:00~14:20 研究発表2「近未来の製品リサイクルに求められるソーティング技術」
環境管理研究部門 資源選別プロセス研究グループ長 古屋仲 茂樹

14:20~14:30 (休憩)

14:30~15:05 特別講演「キヤノンの環境への取り組みとリサイクル事例の紹介」
キヤノンエコロジーインダストリー株式会社 取締役 清水浩樹

15:05~15:25 研究発表3「高選択性電解による新しい磁石リサイクル技術の開発」
環境管理研究部門 資源精製化学研究グループ 大石哲雄

15:25~15:45 研究発表4「レアメタルの高精密相互分離技術の開発」
環境管理研究部門 資源精製化学研究グループ長 成田弘一

15:45~15:55 (休憩)

15:55~16:40 特別講演「2030年に向けた資源循環社会導入の戦略」
青山学院大学 法学部 教授 菊池純一

16:40~17:00 研究発表5「我が国の戦略的金属と資源循環(仮)」
安全科学研究部門 社会とLCA研究グループ 畑山博樹

17:00~17:20 研究発表6「資源配慮設計と製品情報流通システムの要件探索」
製造技術研究部門 モデルベース設計製造研究グループ長 増井 慶次郎

17:20~17:25 閉会の辞
環境管理研究部門 研究部門長 田中幹也

参加費:無料

定員:200名(定員になり次第締切)

参加申込

産業技術総合研究所のHPからお申込みください(7月より受付開始予定)。受付番号を明記して返信いたしますので,印刷して頂き,参加証として当日お持ちください。
URL https://unit.aist.go.jp/emri/index.html

問い合わせ先

産業技術総合研究所 環境管理研究部門 研究発表会事務局
E-mail emri-2017touroku-ml@aist.go.jp

会場の問い合わせ先

機械振興会館
TEL 03-3434-8216~7
URL http://www.jspmi.or.jp/kaigishitsu/index.html