「理工系人材育成のための工学教育」
日本工学教育協会,関西工学教育協会
資源・素材学会ほか
20世紀は「工学」の技術革新によって著しい産業社会の発展をもたらしたが,それと共に,地球温暖化,人口膨張と食糧危機,エネルギー源や希少金属といった資源の枯渇などの地球規模の課題をもたらした。21世紀は「工学」を通じて地球と人類の調和を目指し,真の豊かさと共に安心,安全な社会を造り上げていかなければならない。そのためには人類社会や自然界の仕組みを深く理解する幅広い科学的知識と思考力,工学の各分野における専門知識と技能,工学を真に人類社会の発展に活かすことができる教養・デザイン力・国際性及び高い倫理観を身につけ,人類社会の持続的発展のため「独創的な科学技術の発展に貢献できる人材」の育成が必要である。そしてまた,その実現には,大学・高専における教育だけではなく,産学が連携することが不可欠であり,マネジメントがわかる新しいタイプの人材の育成もまた求められている。本大会では,このような人材育成に対する各界の取り組みの現状,アイデアを持ち寄り,人材育成のための工学教育について議論する。
2016年9月5日(月)~7日(水)
大阪大学大学院工学研究科講義室等(吹田キャンパス 〒565-0871 吹田市山田丘2-1)
講演テーマについて,すべての一般講演テーマで,口頭発表またはポスター発表のどちらかを選択できます。
【I.大学・高専等における教育】
1. 基礎科目の講義・演習
2. 専門科目の講義・演習
3. 実験・実技
4. 教材の開発
5. 高大院連携
6. リメディアル教育・初年次教育
7. ものつくり教育
8. 大学全入時代の工学教育
9. エンジニアリング・デザイン教育
【II.教育システム】
10. 工学教育・システムの個性化・活性化
11. プロジェクトマネジメントとPBL
12. e-ラーニング・教育ソフトウェア
13. 教育評価・自己点検・評価システム
14. 工学教育に関するグッドプラクティス(文部科学省支援事業案件)
15. グローバル化時代における工学教育
【III.社会連携および企業・社会人教育】
16. インターンシップ
17. 産学連携教育
18. 地域貢献,地場産業との連携
19. 企業における技術者教育
20. 社会人のための大学院教育
【IV.学生の教育・学修活動(学生による発表に限り】
ます)
21. 学生の教育活動事例
22. 学生の学修活動事例
【V.多様化時代のダイバーシティ推進】
23. 女性エンジニア育成支援
24. 多様な学生への学修支援
オーガナイズドセッションのテーマは公募します。オーガナイズドセッションを提案する方は,事務局まで,2月19日(金)までにテーマ名,テーマ内容,予定発表論文数(6件以上を目途)をご連絡ください。なお発表形式は口頭発表のみとなります。また,オーガナイズドセッションでは,ワークショップの時間も設定できます。開催するオーガナイズドセッションは,3月末に発表され,一般からの申し込みも受け付けます。
昨年度から International Session Awardを選出し,工学教育誌への掲載料支援を行っております。国際セッションヘの積極的な申し込みをお願いします。英文投稿・発表となります。
1)日本工学教育協会,各地区工学教育協会の個人正会員および団体会員(学校・企業等)に所属するもの。
2)協賛学協会の個人会員。なお学生の発表の場合は,共著者に指導教員を加えてください。発表には,その教員が同席することを原則とします。
【口頭発表,ポスター発表,オーガナイズドセッション】申込
論文とアブストラクトの同時申込とします。申し込む際には,HPの応募要領を参照してください。ポスターセッションは,多くの参加者に見てもらえるように,交流会の直前に実施しますので,ぜひ応募ください。
1)講演会HPにて2016年4月5日(火)より受付を開始します。
2)申込締切:2016年5月9日(月)
3)申込者には,6月初旬に採否を通知します。
4)申込件数:口頭発表は,1テーマ内では登壇者1名につき1件とします。ポスター発表は登壇者1名につき1件とします。
1)当協会HP掲載のCall for Papersを参照してお申し込みください。
2)申込締切:2016年5月9日(月)
3)申込者には,6月初旬に採否を通知します。
1)登壇者・参加者は大会参加登録ならびに参加費(資料代を含む)が必要です(事前払込参加登録は4月5日(火)より7月15日(金)まで)。登壇者には参加費の他に,別に定める登壇料をお支払いいただきます。
2)優れた発表には,JSEE研究講演会発表賞,ポスター発表賞を授与します。また,国際セッションでの優れた発表には,International Session Awardを授与いたします。
3)講演発表後,「工学教育」誌に掲載を希望される方は,「工学教育」 投稿規定・執筆要領に準じて改めてご投稿いただき,編集・出版委員会の査読を経て掲載します。
日本工学教育協会 事務局 川上
〒108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館4階
TEL 03-5442-1021 FAX 03-5442-0241 E-mail kawakami@jsee.or.jp
URL https://www.jsee.or.jp/taikai/kenkyu/