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産業技術総合研究所:産総研 エネルギー・環境シンポジウムシリーズ 水環境の評価、修復およびそれを支える計測技術【2018年10月3日(水)開催】

産総研では、「産総研水プロジェクト」として、所内の水に関わる研究者を集結することにより計測技術、対策技術、評価技術を外部に「見える化」させ、産業貢献を目指し外部機関との連携ならびにアジアを中心に海外展開を考えている企業に対する水ビジネスのサポートなどを推進してきました。ご存じのように国連の持続可能な発展目標(SDGs)の6番目にも「すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する」ことが謳われており、水に関連する技術開発は世界的にますます重要になっています。一方、水資源を比較的豊富に利用でき、対策が適切に行われている日本では水リスクをあまり実感しないところですが、実際には数多くの技術相談がよせられており、技術的に改善の余地があることを認識させられます。

今回の講演会では、水を対象とした技術開発の重要性を再認識すべく、水を取り巻く現状、そして実際に必要とされる水処理技術、水質を評価するために重要な標準化について、各方面でご活躍の外部の講師に最新の研究動向を講演いただくとともに、環境管理研究部門を中心に産総研が行ってきた水プロジェクトの研究成果を発表します。

主 催

国立研究開発法人 産業技術総合研究所

共 催

産業技術連携推進会議 環境・エネルギー部会

協 賛

資源・素材学会ほか

開催日

平成30年10月3日(水)13:00-17:20(受付12:30~)

会 場

機械振興会館ホール(地下2階) 東京都港区芝公園3-5-8
機械振興会館 電話03-3434-8216~7
URL: http://www.jspmi.or.jp/kaigishitsu/index.html

参加費

無料

定員

200名(定員になり次第締切)

申込方法

産業技術総合研究所のHPからお申込みください。受付番号を明記して返信いたしますので、印刷して頂き、参加証として当日お持ちください。
URL: https://unit.aist.go.jp/emri/

プログラム

13:00-13:05 開会の辞
理事/エネルギー・環境領域 領域長 小林 哲彦氏
13:05-13:15 研究発表1 産総研 水プロジェクト活動報告
環境管理研究部門 副研究部門長 尾形 敦氏
13:15-13:50 特別講演1 サントリーの水科学研究
サントリー グローバルイノベーションセンター株式会社 水科学研究所 所長 渡邊 礼治氏
13:50-14:10  研究発表2 水辺環境(水質)とブルーカーボン:浅海生態系の修復と創生技術
環境管理研究部門 海洋環境動態評価研究グループ長 鈴村 昌弘氏
14:10-14:30  研究発表3 サプライチェーンに潜む水利用に関わるビジネスリスクの分析
安全科学研究部門 社会とLCA研究グループ付 本下 晶晴氏
14:30-14:45 休 憩
14:45-15:20 特別講演2 JOGMECプロセスを用いた坑廃水処理について
JOGMEC 金属資源技術研究所 主任研究員 濱井 昂弥氏
15:20-15:40 研究発表4 高感度同位体追跡法(SIP)により見出された廃水処理の中核微生物群
環境管理研究部門 環境微生物研究グループ 主任研究員 堀 知行氏
15:40-16:00 研究発表5 東南アジア諸国における農村部の飲料水事情とその飲料水環境改善に向けた光触媒技術適用の可能性
環境管理研究部門 水環境技術研究グループ 上級主任研究員 根岸 信彰氏
16:00-16:35 特別講演3 水質管理技術に関する標準化について(仮題)
一般社団法人 産業環境管理協会 国際協力・技術センター 所長 大野 香代氏
16:35-16:55 研究発表6 水中有害金属の化学形態別分析法の開発と標準化
環境管理研究部門 環境計測技術研究グループ 研究員 重田 香織氏
16:55-17:15 研究発表7 ペルフルオロアルキル化合物一斉分析技術の国際標準規格化
環境管理研究部門 海洋環境動態評価研究グループ 主任研究員 谷保 佐知氏
17:15-17:20 閉会の辞
環境管理研究部門 研究部門長 田中 幹也氏

問合せ先

産業技術総合研究所 環境管理研究部門 研究発表会事務局
E-mail: emri-2018touroku-ml@aist.go.jp