オープンサイエンスの普及の観点からも、世界的に金属材料を中心とした材料、素材の基礎特性を多面的に収録した材料データベースが公開,販売されています。これらの情報は,今後のデータサイエンスと材料科学の連携に必要なだけでなく,マルチマテリアル化などにおいても極めて有効なツールとなってきています。公益社団法人日本金属学会関東支部では,広く公開されている材料の基礎特性データベースの紹介、利用方法の説明および収録されているデータの信頼性などを解説する講習会を企画いたしました。多くの皆さまの参加をお待ちしております。
材料データベースの最前線—何がどこにどれだけあるの?—
日本金属学会 関東支部
資源・素材学会ほか
2018年9月5日(水)9:45~17:15
東京大学(本郷キャンパス) 工学部4号館3階 419・42講義室
9:45- 9:50 | 支部長挨拶 関東支部長 山口 周(東大) |
9:50-10:50 | NIMS物質・材料データベース(MatNavi)とその他の材料情報 桑島功 (NIMS) |
10:50-11:35 | ICSDをはじめとする結晶構造データベースの紹介 藤井 久美子(化学情報協会) |
11:35-12:50 | 昼食休憩 |
12:50-13:50 | 熱力学データベースの紹介 橋本清 (株式会社材料設計技術研究所) |
13:50-14:50 | DICTRAを用いた鋼の相変態挙動解析およびそのmobilityデータについて 山下孝子 (JFEスチール(株)) |
15:00-16:00 | NIMSクリープデータシートの概要及び活用事例と注意点 木村一弘 (NIMS) |
16:00-17:00 | NIMS疲労データシートの収録データ、活用方法、注意点 古谷佳之(NIMS) |
17:00-17:05 | 閉会の挨拶 実行委員会代表 御手洗容子 |
80名になり次第,申込みを締め切らせていただきます。
会員:10,000円(協賛学会協会員も同額),非会員:20,000円,学生:3,000円
メールにて申込書(および参加費振込日)を添えて8月20日(月)までに以下宛にお申込み下さい。
申込書URL:http://jim.or.jp/EVENTS/branch/brch_0695.docx
〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻 日本金属学会関東支部事務局 中屋宛
E-MAIL:nakaya@wood3-staff.t.u-tokyo.ac.jp TEL/FAX:03-5841-7107