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「資源・素材塾2021」グループ討議成果発表会の評価集計結果について

去る8月27日に開催いたしました「資源・素材塾2021」グループ討議成果発表会の発表に対する来賓の皆様および受講生の評価を集計した結果、以下表彰結果となりましたことをご報告申し上げます。
今年は、金賞と最下位の得点差がごく僅かで、全ての班を表彰したい結果でございました。評価表にて各班にいただいたコメントは事務局よりそれぞれの班に申し伝えることといたします。

 

金賞:1班(発表テーマ③)
奈須野 惠介(北海道大学)、滝田 怜奈(秋田大学)、出井 俊佑(千葉大学)、
植田 涼介(九州大学)、山田 将斗(東北大学)、高橋 優輝(早稲田大学)

銅資源に関わる輸送効率向上と錬金ポイントについて発表

 

銀賞:4班(発表テーマ②)
野並 亨祐(北海道大学)、安達 直希(秋田大学)、澤嵜 友彦(東京大学)
大坪 寛(九州大学)、渡邉 喬介(東北大学)、高崎 裕二(早稲田大学)

太陽電池、製錬、硫酸原料として黄鉄鉱の有効利用について発表

 

銅賞:2班(発表テーマ①)
田中 駿希(北海道大学)、伊藤 聡子(秋田大学)、橋川 遼人(千葉大学)、弦川 聖(九州大学)、
王 頤豊(東京海洋大学)、樋江井 純平(秋田大学)、桑原 豪己(九州工業大学)

地熱発電について開発企業の立場から地元民のPRについて発表

 

なお、資源・素材塾2021グループ討議にて各班が選択したテーマは以下です。

テーマ①(2班)

昨今、資源開発に関連しては、経済に悪影響を与えない範囲でその消費量を抑えようとするマクロの動きと、それとは別にローカルな環境問題がある。どちらも社会からは広く注目されており、そこへの対応は急務である。このテーマでは技術的な対応策では無く、資源・素材関連産業をどのようにPRすればより社会に受けいられるのかをやや長期的な視点から考えて欲しい。最終発表の冒頭5分程度でPR、その意図を残りの時間で説明してください。

テーマ②(3班、4班、5班)

資源開発・製錬においてどのようなイノベーションが必要か。出来るだけ具体的な提案とそのメリット・デメリットを明確にせよ。AI, IoT技術利用のようなものでも良いし、もっと抜本的な技術に関するものでも良い。着眼点は色々あり得るが、高効率化、環境問題(低炭素、有害物質)対応、より困難な資源開発現場への対応、処理困難物への対応などが考えられる。最終発表では投資家に投資をしてもらうようなつもりでプレゼンをして下さい。

テーマ③(1班)

非鉄金属資源開発・製錬における低炭素化に向けた努力ついて現状を調査し、今後の展開を考えなさい。技術的な点、それをどのように評価するのかという点(LCAなど)、そしてその結果のPRの仕方などに注意して進めて欲しい。評価とPRに関しては鉄鋼業の取り組みを参考にして良い。

 

 

以上