夏季集中合宿講座は8月17日より27日までの11日間,昨年までと同様、都内錦糸町にあるDOWAホールディングスの合宿研修施設をお借りして開催し、学生会員の参加者に対しては、旅費,宿泊費,受講料を基本的に全額補助とした。
受講生数は「資源開発コース」が29名,「非鉄製錬コース」が13名である。受講生の内訳は,北海道大学6名,室蘭工業大学1名,岩手大学4名,東北大学5名,東京大学6名,早稲田大学6名,京都大学3名,愛媛大学2名,九州大学8名,九州工業大学1名.また,学年別構成は,学部3年生8名,4年生7名,大学院修士課程1年生27名。
講師は,北海道大学,岩手大学,秋田大学,東北大学,東京大学,早稲田大学,千葉工業大学,名古屋大学,京都大学,大阪府立大学,九州大学の11大学から17名,住友金属鉱山,JX日鉱日石金属,日鉄鉱業,JX日鉱日石探開,三井金属資源開発,三菱マテリアル,伊藤忠鉱物資源開発,三井金属鉱業,東邦亜鉛,田中貴金属工業,DOWAエコシステム,小坂製錬の12企業から16名,その他JCOAL,JOGMEC,産総研,石灰石鉱業協会の4機関から5名の計36名にご協力頂き,カリキュラムの検討,教材作成にはさらに幾つかの大学,企業からもご参加頂いている。
英語プレゼン演習に東京大学:ドドビバ ジョルジ先生,京都大学:陳 友晴先生が,また,英語プレゼン演習に加えてグループ討議・合宿全般に千葉工業大学:小山和也先生が,グループ討議アドバイザーとして秋田大学:大川浩一先生,東北大学:竹田 修先生,岩手大学:関本英弘先生,東京大学:羽柴公博先生,京都大学:安田幸司先生,野瀬嘉太郎先生が事務局2名と共に研修センターに泊り込み,連日,深夜までご指導くださった他,住友金属鉱山,JX日鉱日石金属,DOWAメタルマイン,三井金属鉱業の各社より11名の皆様にグループ討議のアドバイザーとしてご協力頂いた。
また,秋田大学:芳賀一寿先生には合宿・グループ討議アドバイザーに加え,国内研修(北海道コース)も引率いただいた。
また,合宿期間中の工場見学に際しては,三菱マテリアル横瀬工場,武甲鉱業,菱光石灰工業,秩父太平洋セメント,小名浜製錬小名浜製錬所の関係各位に大変お世話になった。
合宿後に2泊3日で国内鉱山・製錬所等研修を2コース実施し、北海道コースに4名、九州コースに11名が参加した。北海道コースでは釧路コールマインとJX金属苫小牧ケミカル、九州コースでは佐賀関製錬所と菱刈鉱山を見学した。
さらに9月9日から18日までの間、北米、豪州、インドネシア3コースの海外鉱山・製錬所等研修を石炭エネルギーセンターに業務委託する形で実施、18名の学生が参加した。