「資源・素材塾2016」の合宿講座は8月20日~30日までの11日間,例年同様、都内錦糸町にあるDOWAホールディングスの合宿研修施設をお借りして開催し、学生会員の参加者に対しては、旅費,宿泊費,受講料を基本的に全額補助とした。
受講生数は「資源開発コース」が25名,「非鉄製錬コース」が16名である。
受講生の内訳は,北海道大学5名,岩手大学6名,秋田大学5名,東北大学4名,千葉大学2名,筑波大学1名,早稲田大学6名,東京大学3名,京都大学1名,愛媛大学1名,高知大学1名,九州工業大学1名,九州大学5名。また、学年別構成は、学部3年生9名,4年生5名,大学院修士課程1年生27名であった。
講師陣およびアドバイザーには,例年同様全国の大学、企業から多くの皆様にご協力をいただき、内容を一層充実させることができた。
また、英語プレゼンテーション演習には、昨年に引き続き英語教育の専門家をコメンテーターにお迎えして肌理の細かい指導を行うことができた。
合宿期間中の工場見学は,太平洋セメント埼玉工場,及び武甲鉱業,菱光石灰工業,秩父太平洋セメントが協調採掘を行っている武甲山の石灰石鉱山,JX金属の日立事業所・磯原工場を訪問。関係各位に大変お世話になった。
合宿後に2泊3日で国内鉱山・製錬所等研修を2コース実施し、北海道コース(釧路コールマイン、豊羽鉱山)に4名、九州コース(三井串木野鉱山赤石鉱山・串木野鉱山,住友金属鉱山菱刈鉱山,日本地下石油備蓄串木野事業所)に10名が参加した。
さらに海外研修は9月19日~29日まで北米および豪州の2コースを例年同様石炭エネルギーセンターに業務委託する形で実施。各コース6名ずつ、合計12名の学生が参加した。